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『ラ・ラ・ランド』の由来は何?

 第89回アカデミー賞で主演女優賞や撮影賞、作曲賞など最多6部門を受賞した『ラ・ラ・ランド』(現在公開中)。本作の監督であるデイミアン・チャゼルが、最年少監督賞受賞記録を86年ぶりに塗り替えたことでも話題となった。そこで今回は、本作のあらすじやタイトルの由来、劇中に登場するロケ地について紹介していく。

【画像】主人公ミアを演じる エマ・ストーン

■ストーリー

 夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働きながら女優を目指すミア(エマ・ストーン)は、自分の店を持つためにジャズ・ピアニストとして働くセバスチャン(ライアン・ゴズリング)に出会う。いつしか2人は互いに惹かれ、愛し合うように。互いの夢を応援し合う2人だが、ミアはオーディションに落ち続け、セブは売れないジャズ・ピアニストと、現実は厳しいまま。そんななか、セブは資金作りのために友人キース(ジョン・レジェンド)のバンドに加入。バンドが成功したことから、2人の心はすれ違いはじめる……。

■ラ・ラ・ランド(LA LA LAND)の由来

 「LA LA LAND」の「LA」は、映画の舞台であるロサンゼルス(Los Angels)が由来だと言われている。夢追い人が集うハリウッドの愛称としても使われる“LA”は、「陶酔して現実離れてしている状態」や「夢の国(dream land)」などの意味もある。また、下記の例文のような一般的な会話でも使われる。

<例文>
She is living in la-la land.
(彼女は現実を理解せずに夢ばかりみている)

 ほかにも、ディズニー・チャンネルの『キャンプ・ロック(Camp Rock)』のヒロイン役デミ・ロヴァート(Demi Lovato)のデビューアルバム「Don't Forget」からシングルカットされた曲名も「La La Land」だ。

■ロケ地

 映画『君の名は』の聖地巡礼が日本で話題になったように、ロサンゼルスでは『ラ・ラ・ランド』のロケ地がにぎわっている。なかでも有名なスポットをいくつか紹介していこう。

・フリーウェイ(Freeway)
 オープニングの群舞シーンは、ロサンゼルス国際空港からロサンゼルス市内に向かって走るフリーウェイ(高速道路)105線と110線のインターチェンジ付近。スタジオでリハーサルを重ね、撮影当日はフリーウェイを封鎖して撮影が行われた。

・ワーナー・ブラザーズ・スタジオズ(Warner Bros. Studios)
 ミアが働くカフェは、ワーナー・ブラザーズ・スタジオ内にある設定。外観はそのまま使用されているが、内装は映画のために作られたセットだ。

・グリフィス公園(Griffith Park)
 映画ポスターにも採用されたミアとセブのダンスシーンは、グリフィス公園内のファーンデルパーク(Fern Dell Park)で撮影されたもの。広大なこの公園には、サッカーやラグビーの競技場、ゴルフコース、テニスコート、ロサンゼルス動物園・植物園などさまざまな施設がある。

・グリフィス天文台(Griffith Observatory)
 ミアとセブが劇中で観たジェームス・ディーン主演の映画『理由なき反抗(Rebel Without a Cause)』に登場したグリフィス天文台。ここはロサンゼルスの夜景が一望できる人気のスポットだ。

・ライトハウス・カフェ(Lighthouse Cafe)
 セブがミアを連れて行くハモサ・ビーチ(Hermosa Beach)に実在するジャズクラブ。チェット・ベイカーやマイルス・デイビスなど、多くのジャズミュージシャンがライブをした店としても有名だ。

 ロサンゼルスは夜になると人通りが少なく危険な場所もあるので、行く場合は日中に訪れるなど安全対策は欠かさずに行おう。

 古き良き時代の映画へのオマージュ的作品ともいえる『ラ・ラ・ランド』。音楽やファッションはもちろん、ワンショットで撮影された迫力あるシーンなども見どころ満載だ。ハリウッドの夢が詰まった作品を観て、英語を学ぶモチベーションにしてはいかがだろうか。

【文/寺本亜紀】

(提供:オリコン)
2017/3/8 08:20 配信

現在公開中の『ラ・ラ・ランド』
現在公開中の『ラ・ラ・ランド』