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中条あやみ、芸能界諦めかけた時期

 CMやドラマだけでなく、バラエティMCでも活躍中の女優・中条あやみ。最新出演作『チア☆ダン』では、これまで多かった清楚で大人しい女性とは異なる新境地の役柄に挑み、『アナザースカイ』(日本テレビ系)では番組MCを務めるなど、女優業に限らず仕事の幅を意欲的に広げている。そんな中条が、オーディションに落ちてばかりいた時代からの転機、初のバラエティMCへの想いを明かしてくれた。

【写真】中条あやみ、さわやか笑顔を見せたインタビュー

◆高校時代はこう見えてけっこうはじけていました(笑)

――今までの中条さんの役のイメージは、どちらかというと清楚で大人しいタイプだったので、『チア☆ダン』で演じたチアダンス部の部長・彩乃役はすごく新鮮でした。
中条あやみ 確かに彩乃のような活発な女の子の役はあまり経験がなかったので新鮮でした。普段の私は、最初は人見知りして大人しいのですが、慣れてくるとなんでも話しますし、高校時代はこう見えてけっこうはじけていたんですよ(笑)。体を動かすことも好きなので、わりと彩乃に近いタイプじゃないかなと自分では思っています。

――彩乃に共感できる部分はありましたか?
中条あやみ 彩乃は真面目すぎて自分で自分を追い込んでしまいますが、私も考えすぎる面があるのでそのあたりがすごく共感できました。でも、彩乃のようにダンスも勉強もどちらも得意だったり、リーダー気質を持っているタイプではないので、そういう意味での役作りは難しかったです。

――撮影以外でもリーダーを意識して現場に立つようにされていたんですよね。
中条あやみ 最初はそこまで意識していなかったのですが、あるとき監督から「そろそろ彩乃にならないと急にやってもなれないよ」と言われたんです。自分の至らなさを痛感して泣いてしまったのですが、そこからリーダーであることを常に意識しながら現場に立つようになりました。

――でも、そこから自分自身を見つめて、監督の期待にしっかりと応えた。
中条あやみ 役と向き合うのと同時に自分自身とも向き合わなければいけないことも多くて、ここまで真剣に自分自身やお芝居について考えたのは初めてでした。だからこそ悔しい思いもしましたし、そのぶん楽しい現場でもありました。いろいろなことに気づくことができ、また宝物の作品がひとつ増えました。

――今作には同世代の女優さんがたくさん出演していますが、現場の雰囲気はいかがでしたか?
中条あやみ みんなの“食らいつこう”という気持ちを肌で感じました。とくに(広瀬)すずちゃんは年下なのにすごいエネルギーを持っていて、私も追いつかなきゃと必死になれて。“食らいつくこと”を初めて意識しましたし、自分の長所や欠点についても考えさせられた現場でした。

◆自分でようやくつかみ取ることができた、転機になった仕事

――チアダンのメンバーは世界制覇の夢をつかみ取りますが、中条さんがこの世界に入ってつかみ取ったと思うことはありますか?
中条あやみ 昔はオーディションに落ちることも多くて、この仕事に向いていないんじゃないかと思うこともあったんです。そんななかで、ポカリスエットのCMオーディションの話がきて、これで落ちたら芸能界以外の別の道も考えようと思っていたら……受かったんです。慣れない撮影で大変でしたが、自分でようやくつかみ取ることができたお仕事であり、今の私がある転機になったお仕事だと思います。

――それまでのオーディションとは違う気持ちで挑んだのでしょうか?
中条あやみ 「このCMは絶対に勝ち取りたい! 私にはもう後がない」という本気度がそれまでのオーディションとは違っていたように思います。それまでは半ば諦め状態で受けていたこともありましたが、このときは「きっと受かる」と初めて確信できたというか、運命的なものを感じたんです。もしあのときに落ちていたら、今ここにいなかったかもしれません。

――現在、『アナザースカイ』にMCとして出演されていますが、お仕事の幅がどんどん広がっていますね。
中条あやみ バラエティ番組は、普段のお仕事であまり関わらない方も多く出演されますし、なにを話していいのかもわからなくて、以前は怖かったんです。でも、『アナザースカイ』に出演させていただくようになって、トーク番組にも慣れてきて、少しずつ楽しめるようになってきました。まずは女優としてのお仕事をしっかりやりつつ、いずれはいろいろなバラエティにも挑戦できたらと思っています。そのためには、きちんとしたひとりの人間として成長していかないといけないのですが。

――『アナザースカイ』にはいろいろなゲストが登場しますが、そういった方々からも刺激を受けているのでは?
中条あやみ 人生経験豊富ないろいろな生き方をされている素敵な方がゲストでいらっしゃるので、とても刺激を受けますし自分の考え方を見つめ直すきっかけも与えてくれます。それに、こういうお仕事をしてみたいなと思うこともけっこうあるんです! フリーダイバーの福田朋夏さんがゲストでいらしたときは「私もフリーダイバーになりたい! いやいや私じゃ絶対に無理でしょ」とひとりで思ったりしていました(笑)。

――ダイバー役なら今後あるかもしれませんね(笑)。女優として今後やってみたいことは?
中条あやみ 幅広くいろいろな役を演じることで「中条あやみはこういうお芝居や表情もできるんだ」と思っていただきたいです。いつか気持ちよさを覚えるほど熱中してお芝居をすることができたらいいなと思っています。
(文:奥村百恵)

(提供:オリコン)
2017/3/10 08:40 配信

リーダーポジションでの新境地を語る中条あやみ(写真:勝又義人)
リーダーポジションでの新境地を語る中条あやみ(写真:勝又義人)