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海外で飛行機が遅延・欠航したら?

 海外旅行時、多くの人が利用する飛行機。定刻通り出発してくれればよいが、天候や機体の整備不良、席数が足りないオーバーブッキング、そして航空会社スタッフのストライキなどにより、遅延・欠航することも。万が一、そのような状況に遭遇した場合、どうすればよいのだろうか?

保険でどこまで補償できる? 体験からのロストバゲージ対策

■基本的に自己負担 旅行計画時に保険加入の検討を

 航空会社は、国際運送約款に基づいて運行されている。同約款の第12条『航空便のスケジュール、延着及び取消』には、「運航予定は予告なしに変更されることがあります」「この結果、旅客又はその手荷物の他の便への接続に支障が生じても一切責任を負いません」と記載されている。例えば、搭乗する予定、もしくは搭乗したフライトが何らかの理由で遅延・欠航してしまい、自分が予約していたホテルに滞在できなかった場合も、ホテル代は自身の負担になり、航空会社からの補償はなしということが基本なのである(ただし、各々の航空会社が旅客へのサービスとして、滞在先の用意、代金の補償をする場合もある)。

 そんなとき、飛行機遅延費用やキャンセル料を補償してくれるような保険に加入していると、強い味方となってくれる。旅行当日に、交通機関の遅延、運休または欠航により旅行がキャンセルになってしまった場合、キャンセル代を保険料として一部または全額補償してくれることが多い。例えば、飛行機遅延費用の場合、本契約に数100円プラスするだけで付帯が可能。また、旅行キャンセル保険タイプだと100%補償の場合、1500円程度の保険料で約5万円を上限に補償してくれるお手頃価格のプランもある。そのほか、急な病気やケガなどによる旅行のキャンセルに関しても契約内容によって補償される場合もあり、旅行の計画または予約時に加入の検討をしておくとよいだろう。

■遭遇する確率は少なくない 早めのチェックインを心掛けよう

 筆者の経験上、海外の国内線の乗り継ぎでは、オーバーブッキングやストライキに遭遇する確率は決して低くないと感じる。悪天候や整備不良に関する遅延・欠航は旅客側が事前に避けることはほぼ不可能だが、オーバーブッキングはチェックインが遅いほど遭遇する確率が高いといわれており、早めのチェックインを心掛けることで、回避できることもあるだろう。

 以前筆者は、乗り継ぎ地にて某航空会社のストライキと、利用していた航空会社のオーバーブッキングが重なり、チェックインすらできず、3日間先まで振替便がないと言われてしまったことがある。取材のため、少しでも早く現地に入国しなければならなかったので、泣く泣く持っていたチケットを破棄し、高額に跳ね上がったビジネスクラスでスタッフ全員分のチケットを新たに購入。なんとか翌日早朝には目的地に到着し、無事に撮影も済んだが、予約していた初日のホテルのキャンセル期限がすでに過ぎていたため、滞在を一度もしなかったホテル代も支払い、痛い出費となった。

 飛行機は、最も安全な乗り物といわれるが、予期せぬトラブルが起きることもある。無駄な出費などで楽しい旅行気分を盛り下げないためにも、万が一のトラブルに対応できるよう、考えられるトラブルへの備えは、事前に十分にしておきたい。

記事/Nana Takeda(ライフスタイル エディター&ライター)
18歳からアメリカに単身留学。帰国後、出版社に入社。ファッション&ライフスタイル雑誌の編集者として海外取材を数多くこなす。独立後は日本を拠点に、年の三分の一以上は海外に滞在し、さまざまな記事を執筆している。

(提供:オリコン)
2017/3/16 12:00 配信

海外旅行で急に飛行機に乗れなくなった!? 対処法は?(写真はイメージ)
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