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叶姉妹、 コミケで1000人超が行列

 タレントの叶姉妹が前回の『コミックマーケット92』(コミケ)に引き続き、『コミケ93』に登場。3000冊を売り切った“夏コミ”での実力が認められ、人気サークルの証でもある“壁サー”(会場の壁側に配置される人気サークルのこと)として参加している。今回、出展場所が“東方島”(東方シリーズと呼ばれる人気ゲームのサークルが集まるエリア)のド真ん中ということもあって、SNS上では「これは東方コスプレをするのでは?」「いや、いつものファビュラスな衣装だろう」「それともファビュラスな東方コスプレ?」といったやりとりで盛り上がっていた。実際、東方キャラのコスプレでは登場しなかったが、それぞれパープルとオフホワイトで統一したゴージャス衣装はコミケ会場の中で“異世界感”満点。開幕後すぐに待機列が1000人を突破するなど、圧倒的な存在感で周囲を魅了した。

【写真】ファビュラスな笑顔でファンに応える叶姉妹

■異世界感のあった叶姉妹が、コミケ民と“まさか”のシンクロ

 そもそも、昨年末の『コミケ91』に一般参加したのが始まりだった叶姉妹。コミケやサークルについて右も左も分からない状態だったが、二人が放つ“非日常感”のオーラは“ファビュラス旋風”としてコミケ会場を席巻。「叶姉妹が行くとモーゼの十戒のように人垣が割れる」「花道を通る叶姉妹をスタンディングオベーション」「遠くから手を合わせる人が続出」といったいくつもの伝説が生まれた。叶姉妹自身は、「ジョジョの奇妙な冒険」の同人誌を購入するなど純粋にコミケを楽しんだ様子だった。

 そして、『コミケ92』では自身の同人作品を販売する一般ブースに「ファビュラス叶組」のサークル名で初出展するのだが、当初コミケに参加するための抽選受付通知を“当選”と早合点し、ブログで報告。その間違いに気づくと「あまりの嬉しさにお見苦しい勘違いの報告をしていまい、本当にごめんなさい」とコメント。こうした真摯な対応とコミケ参加への熱意、そして美香さんの“うっかりキャラ”は、これまで自分たちと“別次元”の存在だと思っていたコミケ参加者と叶姉妹の距離を一気に近づけたのだった。

 その後も、ブログやSNSを通じてコミケ参加者と積極的にやりとりをする叶姉妹。そこでは“コミケの先輩”たちへのリスペクトが見られ、常に“教えを乞う”という姿勢があった。それにより、懐疑的な目で見ていた人たちのスタンスも変化。初心者の叶姉妹を“同人界の同士”として応援する声が次第に大きくなっていった。

■「コミケ文化に失礼」ネット攻撃にも凛とした姿勢で対応

 8月の『コミケ92』では、ベテラン組顔負けの“神対応”が大きな話題となり、腱鞘炎になりながらも書いたサイン入りアメージングブック3000冊(1485冊には当たりのサイン入り)などグッズは即完売となった。特筆すべきは、このサインにも見られる叶姉妹の“本気度”だ。これまで、コミケ参加を自身のプロモーションに利用する著名人はいたが、ネット社会となった昨今は、SNSなどを通じて著名人たちの“本気度”はすぐさま値踏みされてしまう。それは、もしプロモーション臭がしようものなら即炎上に発展するほど。しかし叶姉妹がブログで伝えるコミケへの想いは“本気”そのもの。事前準備や販売方法、来場者への細やかな対応、そして転売対策にまで気が配られており、いかにコミケのことを勉強してきたかが伝わり、来場者の胸を打ったのだ。

 とはいえ、叶姉妹もネット攻撃から無傷ではなかった。Twitterで「コミケ参加は新CMのプロモーションでは?」と疑惑の目を向けられたのだ。その際、叶姉妹が「事実無根の名誉棄損」「弁護士に任せる」と憤慨した通り、元々コミケ参加が6月に抽選で決まり、CMのオファーはそのずっと後ということもあって、CMとコミケ参加は時系列的にも無関係であることを打ち明けた。そして「私たちはかまわないとしても、『コミケ文化』とそれを心から大切にされている皆さんに失礼なツイート」とコメント。これらの姿勢に見る、叶姉妹の“コミケファースト”を貫く姿勢はまったくブレがない。

■“コミケ愛”を貫いた二人に共感の声広がる

 そして、今回の『コミケ93』参加に際し、オフィシャルブログを通じて4時間かけて3000冊にサインをしたとコメント。前回は腱鞘炎により1485冊のサインだったことを考えると、見事にリベンジを果たしたと言える。しかも「クリスマス時期恒例の、ファビュラスな姉とグッドルッキングガイ達のデートのハシゴをすべてキャンセルしてサインする時間にしました」とユーモアを交えて明かした美香さん。

 実際に、それらの戦利品をゲットした猛者たちに話を聞くと、茨城からサークル参加で駆けつけたりゅうじさんは「凄くイイ香りがしました。マスクを持っていても絶対ハズしてください!」と渾身のアドバイス。また、1時間以上待機列に並んでようやく購入した横浜在住のたユウさんは「一般人のオーラとは別物でした」と、その存在感を絶賛。また「今回で最後のサークル参加とのことですが、次からは一般参加で楽しんで欲しい」とコメントしてくれた。

 前述のコメントにもあった通り、今後のサークル活動について叶姉妹は26日、大好きなBLや深海魚や未知なるものを観たり、購入したりできなくなるため一旦サークル参加を控えるとオフィシャルブログにて公表。今後は“一般参加”にて、ディープなコミケの世界に参加するという。そんな最後の雄姿をみようと多くのファンで盛り上がるファビュラス叶組のブース。現場では、「せめて香りだけでも」「記念に見ておきたい」と、多くの人たちが詰めかけていた。



(提供:オリコン)
2017/12/29 15:05 配信

『コミックマーケット93』に登場した叶姉妹 (C)oricon ME inc.
『コミックマーケット93』に登場した叶姉妹 (C)oricon ME inc.