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窪田正孝、初カンヌ「感無量」

 俳優の窪田正孝が日本時間15日(後8:00~8:30※現地時間=同日後1:00~1:30)、仏カンヌで開催中の『第72回カンヌ国際映画祭2019』監督週間選出作品『初恋』の記者会見に出席。カンヌ映画祭初参加の窪田は「カンヌという聖地に連れてきてもらい感無量です」と晴れの舞台を噛みしめるように話した。このタイミングで同作のキャスト、初ビジュアルとなる特写、特報映像も発表された。

【動画】映画『初恋』【超】特報映像

 カンヌには、窪田のほか、三池崇史監督、オーディションで3000人の中から、物語の重要な役どころ、モニカ(桜井ユリ)を射止めたシンデレラガール・小西桜子、登紀伊宗之氏(企画プロデューサー)、坂美佐子氏(プロデューサー)、ジェレミー・トーマス氏(プロデューサー)らが赴いた。

 朝の雨がうそのように晴れ、爽やかな午後の日差しを浴びながらフォトセッションなどにも応じた窪田。「カンヌは空気が違って、映画ファンも世界各国のメディアもたくさんいて…とても気分がいいです! テンション上がってます!」と笑顔がこぼれた。

 会見で窪田は「作品はパワフルでスピード感がすごくて、観る者の目を惹きつける力があり、自分自身も熱くなるものがありました。世界の人に観てもらいたい」とアピール。三池監督作品で主演を務めるのは、『ケータイ捜査官7』以来、10年ぶりとなる。「10年前が自分の原点です。三池さんは僕の恩師」と語る窪田。

 「三池監督とは右も左もかわらない時にお会いしたんですが、第一印象は、すごく怖い人(笑)。1年間もんでいただいて、指導というよりは現場で感じさせていただいた。『十三人の刺客』(10年)の時も、先輩方の背中を見ながら、葛藤しながら、もっと頑張りたいと思っていました。『ケータイ捜査官7』の時、『あいつを選んだ理由がわかる』と言ってくださったことがすごく印象に残っています」と振り返った。

 本作で演じるのは、負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫したことから、人生の歯車が一気に狂い、アンダーグラウンドの世界で巻き起こる人生で最高に濃密な一晩を過ごすこととなる主人公のボクサー・葛城レオ。

 「ずっとやりたかったボクサー役で、三池監督が言ってくださった10年後にまた、三池さんの世界に没頭できたことは幸せでした。映画やテレビに出させていただいている中で演者としてフラストレーションが溜まることが、役者さんは誰しももっているかと思うのですが(笑)、今回そういった感情がみんなこの作品を通して爆発していて…観ていただいたらわかると思います。日本の映画はこうあるべきだと思うし、こういう生き方をしたいと思いました」と、もう一度「感無量です」と繰り返した。

 カンヌ映画祭は2年ぶりで7回目の参加となる三池監督は「みんなで作り上げた作品が、自分たちを昨日と違う景色へ連れて行ってくれる。映画とは夢のあるもの。映画を観客と共に観るというのは格別な時間でありとても楽しみ。今の時代にしか作れないものが、素晴らしいキャストとともに作れた。自分たちの作りたいものがこの時代につくれて光栄」と作品に対する自信をみせた。

 小西は、カンヌ映画祭が初のメディア取材の場に。「今ここにいることが夢みたい。こんな機会滅多にないと思うので一生残る経験になると思います!」と緊張した面持ちを見せながら、「この作品が初のカンヌの地で感無量です。三池監督に連れてきてもらい、私も感無量です」と話していた。

 今回、発表されたキャストは、大森南朋、染谷将太、小西桜子、ベッキー、村上淳、塩見三省、内野聖陽。初ビジュアルとなる特写には、窪田演じるレオのほか、物騒なものを片手にガンを飛ばすキャストの姿など、それぞれの役どころについて想像を掻き立てる仕上がりとなっている。



(提供:オリコン)
2019/5/16 05:00 配信

『第72回カンヌ国際映画祭2019』[監督週間]選出作品、映画『初恋』(左から)三池崇史監督、主演の窪田正孝、小西桜子(C) Kazuko Wakayama
『第72回カンヌ国際映画祭2019』[監督週間]選出作品、映画『初恋』(左から)三池崇史監督、主演の窪田正孝、小西桜子(C) Kazuko Wakayama