MUSICPOWER WAVE

2018年2月のPOWER WAVE

ソフト・カラー・ファッド

ノー・エイジ

ロサンゼルスのノイズ・ロック・バンド、ノー・エイジ、およそ4年半ぶりのアルバム「スネアズ・ライク・ア・ヘアカット」からの1曲。

メンバーは、ドラム&ヴォーカルのディーン・スパントとギターのランディ・ランドールの二人。ロサンゼルスのアート・スペース、The Smell(ザ・スメル)を拠点にDIY精神に貫かれた活動を続け、2008年にリリースした1stアルバム『ノウンズ』が世界的に高評価、USインディ・シーンにおける最重要バンドのひとつになった。当時は、レディオヘッドのメンバーやコーネリアスがノー・エイジのTシャツを着用していたことなどから、注目度の高さが窺える。

今作は、ローファイ、ガレージ、パンク、ハードコア、シューゲイズ、サイケ、ノイズ、エクスペリメンタルといった、彼らの音楽を形容する上で用いられてきたありとあらゆるタームが吹っ飛ぶほど爽快なロックンロール・アルバムに仕上がっている。適度にポップなメロディと、ノイジーなギターが牽引する疾走感あふれるサウンドに心躍らされる一枚となっている。
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レコード会社
P-VINE RECORDS
レコード番号
PCD-24697(2018年1月24日発売 アルバム「スネアズ・ライク・ア・ヘアカット」)

That’s My Baby

RIRI

18歳高校生シンガーRIRI(リリ)、メジャーデビューを飾る1stアルバム「RIRI」からのリード曲。

2011年、ホイットニー・ヒューストンやセリーヌ・ディオンなどを手がけたプロデューサー、デビッド・フォスターが主催する世界的次世代スターの発掘オーディションに出場。わずか11歳でファイナリストの一人に選ばれる。その後、憧れのアーティストであるAIの「THE BEST TOUR」で初パフォーマンスを披露、さらには「SUMMER SONIC 2016」のパフォーマンスで注目を集め、昨年リリースした「RUSH」は、配信後すぐにiTunes R&B/ソウルチャートで1位を記録した。今の洋楽シーンのトレンドをうまく取り入れ、Apple Music、Spotifyなど各ストリーミングサービスの注目新人にピックアップ、FMKをはじめFM局のヘビーローテーションに選出され、ノンプロモーションながら各所で話題となり、洋楽好きのサブスクユーザーを中心に、音楽好きを一瞬で惹きつけた。2017年には全国各地の夏フェス8本へ出演、初めて聴いたはずにもかかわらずオーディエンスから歓声が上がるほどのパフォーマンスを披露した。

メジャーデビューとなるこの1stアルバム「RIRI」は、16歳からLAで数々のプロデューサーとライティングセッションを重ねて制作してきたもので、ビヨンセを手掛けるチームからは「RIRIの歌声はアメリカでも通用するんじゃないかな」という声もあがるほど世界照準の内容。サウンドアレンジ、日本語詞と英語詞の絶妙なバランス感、パワフルで情感のこもった圧倒的な歌声、10代がもつPOPセンスを掛け合わせ、ここまでのRIRIの集大成ともいえる。
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レコード会社
ソニー・ミュージックレーベルズ
レコード番号
AICL-3478(2018年2月14日発売 1stアルバム「RIRI」)

きっと愛は不公平

松室政哉

シンガーソングライター松室政哉(まつむろせいや)の2nd EP「きっと愛は不公平」からのリード曲。

山崎まさよし、スキマスイッチ、秦基博など、独自のカラーを貫き唯一無二の音楽を届けるオフィスオーガスタに見出され、2014年から事務所主催の音楽フェス「オーガスタキャンプ」に出演。昨年のフェスでは、およそ13,000人の観客を魅了している。インディーズ時代から数々のタイアップに抜擢されて注目を集め、昨年11月に1st EP「毎秒、君に恋してる」でメジャーデビューした。今EPは新曲となる4曲を収録しており、リード曲である「きっと愛は不公平」は、失恋により一人残された主人公が愛の不公平さに苦悩する姿を綴ったミディアムバラード。自身が「ここまで心情を吐露したものは初めて書いたかもしれない」という歌詞と、全身から絞り出すようなヴォーカルが突き刺さる、エモーショナルな楽曲になっている。またこの曲のミュージックビデオは松室自身が監督を務めた。すれ違う男女の切なくも温かい恋愛模様を繊細なカメラワークと絶妙なカット割りで表現した、映画好きを公言する彼ならではの作品になっている。
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レコード会社
AUGUSTA RECORDS / ユニバーサルミュージック
レコード番号
UMCA-10055(2018年2月21日発売 2nd EP「きっと愛は不公平」)