災害ボランティア
災害時に大きな力を発揮するのが「災害ボランティア」活動。
さまざまなボランティア活動に加え、災害ボランティアを依頼する場合についても
知っておきたいことを紹介します。
災害ボランティアを依頼する
被災後の復旧に欠かせない災害ボランティアですが、 自分が被災後依頼する立場になることは稀なだけに、どうしていいのかわからないものです。 円滑に進めるためには以下のことを確認しましょう。
災害発生から
ボランティア派遣までの流れ
- 災害発生
- 被災地に
災害ボランティアセンター開設 - 災害ボランティアセンター(社会福祉協議会)へ依頼内容とともに依頼
- 災害ボランティアセンターがボランティアを募集
- 派遣日時を調整
- ボランティアを派遣
依頼時に気をつけるポイント
- 危険な作業や難しい作業はボランティアではなく、専門家へ相談を
- 当日は作業内容と終了の目安をわかりやすく記載したメモをお渡しする
- 謝礼や心づけなどは一切不要ですが、感謝の気持ちを忘れずに
災害ボランティアに参加する
ボランティア活動は自由な意思で、自己負担が原則です。
また、災害ボランティアは現地へ行って活動することだけでなく遠隔地からの支援も可能です。
災害発生から
ボランティア派遣までの流れ
- 災害発生
- 被災地に災害ボランティアセンター開設
- 災害ボランティアセンター(社会福祉協議会)のホームページから情報を収集
・被災地に求められていることは何か?
・自分は何ができるか(得意なことなど) - 現地に行く、行かないに関わらず、
いま自分にできることをする
現地でのボランティアで
気をつけること
- 事前に現地の状況を調査して、必要な物を準備する
⇒ チェックシート ▶ - ボランティア活動保険に加入する
- 現地ではコーディネーターやリーダーの指示に従う
- 被災者の意思を尊重し、「寄り添う」気持ちを大切にしながら活動を行う
- けがや事故、病気に注意し、健康管理を行う
自宅でのボランティアで
気をつけること
- 事前に現地の状況を調査して、必要な物を必要な量送る
- 被災地自治体の負担を減らすため、分類の手間を省く梱包を
- 義援金・寄付金も1つの方法
- 手紙や絵などの励ましも心の支えに
災害ボランティア
携帯品チェックリスト
携帯品チェックリストPDF ▶
さまざまなボランティアで
対応できる装備
- 服 装
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長袖シャツ
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長ズボン
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タオル
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帽子(キャップ型)
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ゴーグル
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運動靴(安全靴)・長靴
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「くぎ踏み抜き」防止インソール(中敷き)
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- 文 具
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メモ帳
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ボールペン
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油性マジック
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布ガムテープ
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カッター
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- 携帯品
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軍手(+ゴム手袋)
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うがい薬
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ウエットティッシュ
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絆創膏
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とげぬき
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マスク
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ミニマグライト
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ビニール製スリッパ
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飲料
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弁当
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雨具(カッパ・レインコート等)
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- 貴重品
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携帯電話
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充電器
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保険証のコピー
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財布
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ボランティア活動保険加入証
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災害の種類、ライフラインの復旧状況、季節によって準備品が異なります。また、家財および土砂の運び出しなど、ハードな作業の場合はさらに安全に配慮した装備が必要です。