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「パパ彼女いるよ?」バレても浮気

 相変わらず浮気を繰り返す夫。一方で頼もしく成長していく2人の子どもたち。夫の浮気発覚から何とか家族が再生したものの、その10年後から始まる物語を描いた漫画『マタしてもクロでした』では、「子どもたちに与えられる教育の機会やクオリティを下げたくない」という理由から、離婚ではなく夫婦生活を継続した作者、うえみあゆみさんの強い覚悟が描かれている。果たして離婚することが正解なのか、さまざまな夫婦のかたちが描かれ、「あり」か「なし」か、多くの論争を呼んだ2作の不倫マンガを紹介する。

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■「なかなか離婚には踏み切れない…」子を持つ親が考える金銭面の不安

 夫の浮気が発覚するも、「子どもたちに与えられる教育の機会やクオリティを下げたくない」という理由から夫婦生活を継続。それから10年経っても相変わらず浮気を繰り返す夫と、一方で頼もしく成長していく子どもたちの姿を描いた『マタしてもクロでした』とともに、「子どものために離婚をしない」選択の是非をめぐって、ネット上ではさまざまな議論が展開されている。

「もともと私は子どもの貧困問題に関心があり、取材を重ねてきました。そこでわかったのは、教育とは『子どもの選択肢を広げ、いずれ夢や希望への挑戦権になるサイクルである』ということ。それを与えてあげられないのは、親として違うなと私は判断したんです」

 さらに、「人間は完璧ではありませんからね。子どもたちには、不倫を擁護はしないまでも、両親の姿を通して、どうしようもない弱さを持ったのが人間であるという視点を持ってもらえたらと思いました」とも語る。

 パートナーの裏切りに対して、離婚したいと考える人は多い。しかし一方で、金銭面での不安で離婚に踏み切れない人が多いことも事実である。ネットでは、「日本がもっと女性の再就職が安易で、賃金が男性と同じの離婚しやすい国で、別れた子どもに対して親が責任取る国ならいいんだけど」という声もあり、女性が生きづらいと言われる厳しい日本の現状もうかがえる。

■「今ひとりだよね…」不倫相手がストーカー化

 仲のよかった友人と夫が不倫をしていたエピソードをInstagramで赤裸々に綴った『夫の不倫相手は友達でした。』の作者・つきこさん。妊娠中にその事実が発覚し、離婚を念頭に別居生活を送ったものの、不倫相手の友人が開き直ってストーカー行為に走ったことで離婚を考え直したという。

「慰謝料の話し合いまで行って、これ以上自分の立場が悪くなるようなことはしてこないだろうと思っていましたが、何をされるかわからない恐怖に変わりました」

 帰宅中に後をつけられ、その後もストーカー行為はエスカレート。精神的に追い詰められていた状況で、夫が妻をしっかりと守ったことが、つきこさんの気持ちを動かした。

「不倫相手が暴走したとき、夫がいなければ大変なことになっていた…という場面も経験しました。子どもを守るということも考えて、もう一度やり直してみようと決意しました」。

 壮絶な修羅場を乗り越えて“再構築”に向かうつきこさんは、「不倫に悩む女性は、理不尽な苦しみを受けてとても苦しくてつらい日々を過ごしていると思います。私も、何度も心が折れそうになりました。でも、“シタ夫”に私の人生を台無しにされてたまるか、と思うことで、なんとか踏ん張っていけました」と当時を振り返る。

 熟慮と話し合いを経た上での「再構築という選択」そのものが、何より夫や状況に対する、いわば全力の「反撃」であったのかもしれない。

(提供:オリコン)
2021/9/15 07:30 配信

『マタしてもクロでした』より(C)うえみあゆみ
『マタしてもクロでした』より(C)うえみあゆみ