物心がつく頃には洋楽や洋画に魅了されていたインターネットのない時代。
最新の洋楽情報を知るために当時の私が欠かさなかったのは、FMラジオでヒットチャートをチェックして、兄と一緒にお年玉で購入したダブルラジカセで好きな曲や気になるアーティストの音楽を録音、いわゆる“エアチェック”が欠かせませんでした。
長かった福岡生活を終えて地元にもどり、出勤途中や休みの日に欠かせなかったのも洋楽の最新情報のチェック。
ネットでもチェックできますが、FMラジオで新旧のアーティストの曲を聴きながら懐かしくもあり、新たなアーティストの発掘ができたりと生活の一部になっていたラジオ。
大好きなアーティストPaul Weller から拝借して“Paul”というラジオネームでリクエストをしていたのもこの頃です。
2007年9月に結婚を機にアメリカはボストンへ移住。
2008年に長男、2013年に長女がうまれ、現在家族4人でボストンに住んでいます。
カリフォルニア生活が長かった主人はボストンの長い冬はいまだに苦手なようですが、私には冬の凍てつくような寒さが逆に虜になったほど。
日本と同じく四季があり、春は桜が咲き乱れ、夏は街のあちこちにある公園が新緑におおわれボストニアンの憩いの場となり、秋には見事な紅葉で彩られ、長い冬にはボストン名物クラムチャウダーで体の芯から温まります。
夫婦でアメリカと日本の受け継いで欲しい文化や習慣を取り入れながら2人の子育てをしていますが、10年以上日本に帰っていないので、今度日本に帰ったら私がカルチャーショックを起こすのではないかと思うほどです。
私が映画や音楽を通して英語を勉強したように、日本語を話さない主人と子供たちは日本の映画やアニメを通して日本の文化を学んでいます。
レッドソックスを一番に思い浮かべる方が多いかと思いますが、アメリカで最も歴史の古い街のひとつでもあります。
ご縁があってリスナーだった私が、グローバルビートに参加させていただくようになり随分と月日が経ちましたが、私がラジオで現地に住む方々の生の情報を毎回楽しみにグローバルビートを聴いていた頃を思いつ つ、ボストンから旬の話題や楽しく役立つ情報を提供できたらと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いします :-)



