熊本 77.4MHz /阿蘇 81.3MHz / 南阿蘇 76.8MHz / 小国 80.4MHz / 人吉 82.0MHz / 五木 81.3MHz / 御所浦 78.4MHz / 牛深 76.9MHz

POWER WAVE

2017年10月のPOWER WAVE

モーンガータ

アンテナ
仙台発、4ピースバンド・アンテナのメジャーデビューミニアルバム「モーンガータ」からの1曲。

2010年結成。結成直後から地元仙台を中心に話題になり、東京、大阪、仙台ではワンマンライブをSOLD OUTさせるなど、早耳のリスナーの間ではすでに音楽性の確かさに魅せられるファンが増え続けている。Vo.渡辺の清涼感まとう歌声、ジャパニーズポップスに受け継がれてきたグッドメロディ、ワールドワイドな今を感じさせる洋楽サウンドに、人間の内側や難しさを歌詞にして歌う。アンテナが鳴らすのは、“ニューレトロ”という真逆のキーワード。

リードトラックの「モーンガータ」とは、スウェーデン特有の言い回しで外国語に翻訳することができない言葉だが、あえて日本語に訳すと「水面に映る、道のような月明り」を意味する。10月4日(水)には、福岡Queblickでのライブも決まっている。
Official Site
レコード会社
BOGUS RECORDS
レコード番号
TECB-1006(2017年10月18日発売 1stミニアルバム「モーンガータ」)

視界良好

スカート
澤部渡によるソロプロジェクト、スカートのメジャーデビューアルバム「20/20(トゥエンティトゥエンティ)」からの1曲。

どこか影を持ちながらも清涼感のあるソングライティングとバンドアンサンブルで職業・性別・年齢を問わず評判を集める不健康ポップバンド。強度のあるポップスを提示しながらも観客を強く惹き付けるエモーショナルなライヴ・パフォーマンスが話題を呼んでいる。今年に入り「山田孝之のカンヌ映画祭」のエンディング曲と劇伴を担当。さらに映画「PARKS パークス」にも挿入歌を提供している。今年のFUJIROCKに初出演し多くの観客に迎えられながら素晴らしいライブを展開。

メジャー1stアルバム「20/20」は、メジャーというフィールドに身を置きつつも良い意味で背伸びせず、これまでのスカートサウンドを裏切らない極上のロック・ポップス作品。スカートの最大の特徴である、日本の良質なポップスの文脈をしっかりと受け継いだ歌詞とサウンド、そして聴く人を選ばない耳なじみの良いメロディーが全面に出ている。爽快さとスカート特有のどこか切なさと甘酸っぱさを残した、スカートならではの世界観が投影されている。2017 年現在の音楽シーンにおいて絶対に必要不可欠なアーティストであり、まさに老若男女問わず“今聴くべき1枚”。12月1日(金)には、福岡INSA(インザ)でのリリースツアーライブが決まっている。
Official Site
レコード会社
ポニーキャニオン
レコード番号
PCCA-04583(2017年10月18日発売 1stアルバム「20/20(トゥエンティ トゥエンティ)」)

I Like Me Better

Lauv
ニューヨーク出身、現在LAを拠点に活動する23才のシンガーソングライター/プロデューサー Lauc(ラウヴ)の日本デビューEPからの1曲。

ラウヴとは、ラトビア語で「ライオン」を表し、これは彼が獅子座ということと母方の先祖がラトビアにいたことに由来している。ラウヴの名前を知らしめるきっかけとなったのは、彼がニューヨーク大学在籍時に発売したシングル「The Other」で、音楽配信サービスでの再生回数は1億回を超えている。そして今年発売したニュー・シングル「I Like Me Better」は、再生回数1憶3千万回を超える大ヒットを記録し、今年最も成功した新人アーティストの一人となった。また、他のアーティストへの楽曲提供も行っており、チャーリーXCXの「Boys」や、全米シングル・チャートでトップ10ヒットを記録したチート・コーズの「No Promises」などもそのひとつである。

「I Like Me Better」は、音楽専門誌から「優しく心の扉を開かせる(ビルボード)」、「ダウンテンポなポップスのど真ん中を見事に捉えている(TIME)」、「R&Bとインディー・ポップが見事にブレンドされた作品(CLASH)」など、絶賛のコメントが寄せられている。この秋行われるエド・シーランのジャパン・ツアーではオープニング・アクトに抜擢され、日本武道館と大阪城ホールでライブを行う。今年中にチェックしておきたいアーティストの一人。
Official Site
レコード会社
Traffic
レコード番号
TPCR-223(2017年10月25日発売 日本デビューEP「ラウヴ EP:ジャパン・エディション」)