出席委員
第357回放送番組審議会は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、会議は開催せず、委員が聴取リポートを提出し関係者が閲覧、感想や要望を共有する形をとった。
- 委員長
- 山崎 広道 熊本学園大学 大学院教授
- 副委員長
- 堀 栄裕 会社員
和泉 敏 会社役員
片島 荷風 デザイナー
佐藤 みなみ 大学生 - 会社側出席者
- 浜田浩生 社長ほか4名
自社制作番組
「らくのうマザーズ ミルキーカフェ」
- 時間
- 月曜~金曜 10:50~11:00
- 出演
- マッキー
- 提供
- らくのうマザーズ
- 概要
- パーソナリティのマッキーが日頃気になっていることを中心に、聞くと毎日が少しだけ楽しくなる情報や話題を発信する。
審議内容
- 季節の話題やその一人あげる話題の簡単な紹介を手短に要領よくまとめており、CMの後の本題の話が楽しみになる。
- ネタになりそうな情報を、日々注意して収集していることがうかがえる。
- 知らないことも多く、リスナーが新しい情報を得る良い機会である。
- 明るく軽快で、牛乳の健康的なイメージそのままが番組になっている。
- トークと関連のある選曲で、曲についての情報を加えていたのは良かったが、音楽をもう少し長く聴きたかった。
- マッキーの語りは隣の人に話しているようで親しみやすい。
- 本屋大賞やアカデミー賞候補について紹介、結果についてのトークを楽しみにしていたが、その後取り上げられずなんだか落ち着かない。
- テーマを決めてリスナーから推薦作を募るなどすると、企画が広がるのではないか。
ネット番組
「いのちの森 voice of forest」
- 時間
- 土曜 9:30~9:55
- 出演
- 高橋万里恵
- 提供
- 各社
- 概要
- 日本のみならず世界各地の森を守る活動を行う人や団体にスポットをあて、森の大切さについて考えていく。
審議内容
- 小川のせせらぎ、鳥のさえずり、そよぐ森、やすらぎを感じさせる音楽。洗練されたオープニングで番組の世界に引き込まれる。
- 高橋万里恵のかわいらしい声はこの番組の雰囲気と合っている。
- ゲストとのトークは、MCがうまくリードして特色を引き出しており、インタビュアーとしての経験値を感じる。
- オープニングのトークも実際に「行った」「見た」など自身の経験や言葉で語られており、素のまま、感じるままがそのまま聞こえてくる。
- 番組の「森を守る」コンセプトが強くつたわらず、印象として番組後半のMCの総括にメッセージ性が少ない。
- 若者にも環境保全に対しての理解を深め、何らかの意識を持つためのきっかけになる。
- 対象期間のゲストが古生物学者で、内容も化石だったため、番組のタイトルである「いのちの森 voice of forest」との関係性が不明瞭に思えた。
- HPに放送内容がアップされているのは良い。