出席委員
第353回放送番組審議会は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、会議は開催せず、委員が聴取リポートを提出し関係者が閲覧、感想や要望を共有する形をとった。
- 委員長
- 山崎 広道 熊本学園大学 大学院教授
- 副委員長
- 堀 栄裕 会社員
和泉 敏 会社役員
片島 荷風 デザイナー
佐藤 みなみ 大学生 - 会社側出席者
- 浜田浩生 社長ほか4名
自社制作番組
「FMK Feel the Voice」
- 時間
- 金曜 16:00~18:55
- 出演
- 森田真奈美
- 提供
- 各社
- 概要
- 鶴屋百貨店1階のサテライトスタジオからの生放送。洋楽・邦楽の総合チャートを30位から発表する。
審議内容
- 3時間弱という長時間の番組だが、飽きることなく聴けた。
- 森田氏のしゃべりは落ち着いた優しさを感じさせ、心地よかった。
- コンテンツは豊富だが、生放送とは思えないほどのスムーズ感がある。
- 全体を通し、都会的な雰囲気が感じられる。
- 週末の帰路で穏やかに流れる時間を感じ、1日の疲れをいやしてくれる。
- チャートが30曲もあり多いのではないかと感じていたが、聴いてみたら曲が短くテンポよく紹介されており、ちょうどいい曲数だった。
- チャートで、FMKの放送回数以外の集計元の詳細な情報を知りたかった。
- 番組冒頭の英語で話す部分を再考してはどうか。
- 「地元感」がないので、熊本らしさが出る工夫があってもいいのでは。
ネット番組
「高橋優のリアラジ」
- 時間
- 月曜 20:30~20:55
- 出演
- 高橋優
- 提供
- 各社
- 概要
- シンガーソングライター高橋優が、リスナーからのメッセージや人生の進路相談に答えたり、時にはライブ音源もオンエアする。
審議内容
- メッセージへの受け答えを自分の言葉で明確に発言・発信している。
- リスナーからのメッセージを読む割合が多いのは、「リスナーとリアルにつながる」という番組趣旨に沿っている。
- 話し方や話の内容は、ともに若者向けのように感じた。
- トークでのトーンの重さが当初気になったが、デビューの背景などを知ると、持ち味だと理解し素直に聴けた。
- 全体的にリスナーとの距離が近いと感じた。
- いろんなジャンルのゲストとのトークが聞いてみたい。
- 番組名にある「リアル」の意味が伝わってこなかった。