福岡支社開設。小国中継局開局。『冒険ロマンチストキャンペーン』スタート。『南こうせつ』『ニニ・ロッソ』『ウイーン・シュトラウス・ゾリステン』コンサート実施。
主な出来事
福岡支社
平成4(1992)年9月1日、福岡支社を開設した。
福岡市中央区赤坂1丁目の塩津ビル2階にある企画会社内に間借りする形でのスタート。九州のJFNグループではエフエム長崎に次いで2番目の開設だった。初年度売り上げは5250万円。
翌年3月、独立した事務所として同市中央区渡辺通り5丁目に移転した。
同年『FMQリーグ』(九州にあるJFNグループ局の連合体)が発足。放送面ではQリーグ特別番組やQリーグパワープレー(Qリーグが推薦する楽曲を集中的にオンエア)、営業面では九州お国自慢などのメディアミックス企画等を展開している。
平成10(1998)年4月、渡辺通りの再開発に伴い、同市中央区天神4丁目に移転。その前年には年間売り上げが1億円を突破するなど順調に売り上げを伸ばした。
エフエム福岡が同市中央区清川1丁目に自社ビルを建設した平成20(2008)年、同ビル5階に入居。同時にエフエム長崎とエフエム佐賀の支局も移ってきて各局間の情報の流れが円滑になった。
小国中継局の開局
小国中継局は、県北の小国方面を放送区域にする目的で、平成4(1992)年9月、小国町の山中に送信出力10W、周波数80.4MHzで開局した。新過疎法の適用を受け、小国町と南小国町が建設費の一部を負担した。
南こうせつコンサート
小国中継局の開局を記念して10月11日、小国ドームで『南こうせつコンサート』を開催した。
小国や南小国地域の人々にFMKを知ってもらうことが目的。設立間もないエフエムケイ・プランニングにとって初の大仕事だった。
小国中継局開局に当たった税所恒熙技術部長は、その後エフエムケイ・プランニングの支配人に就任。率先して小国町役場を訪れ、コンサートの実施を働きかけた。その熱意に役場の担当者も圧倒され、コンサート実現に向けて動き出した。
当日はすがすがしい秋晴れ。会場は満員の観衆であふれ、南こうせつもステージいっぱいのパフォーマンスを見せた。コンサート後の打ち上げでも南こうせつは数曲を披露、役場の担当者、スタッフともども大いに盛り上がった。
この年の出来事
- 4月
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- 市町村情報番組「鴻一郎と志麻子のぶらりくまもとサウンドギャラリー」(月~金曜7時50分~8時)始まる
- 「冒険ロマンチスト大賞」創設
- 「JFNアースデースペシャル世界中継コンサート」(久保田利伸・キャロン・ウィーラー)(22日19時~21時)
- 5月
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- 「子供たちがくれた勲章」が第29回ギャラクシー賞ラジオ部門選奨を受賞
- ラジオドラマ「遷都物語」放送
- 6月
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- 「第1回FMK USED IMPORTCAR FAIR」開催
- FMKリクルート特別番組(28日19時~20時55分)
- 7月~
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- 民放ラジオ全局企画
- JFN賞「朝から耳からバルセロナ」(27日~8月9日5時~6時)
- 地域優秀賞「こんな風にのって」(ミハナタクシー)
を受賞
- 民放ラジオ全局企画
- 8月
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- 「FMKロマンチック熊本火の国フェスティバル冒険ロマンチスト贈賞式」を熊本市民会館で開催
- 大賞はカントリーミュージックのチャーリー永谷氏
- 9月
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- 福岡支社開設
- 「イタリアンコンサート2」を県立劇場コンサートホールで開催
- 小国中継局開局
- 10月
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- 小国中継局開局記念「南こうせつコンサート」を小国ドームで開催
- ACC賞 奨励賞「イマドキのおままごと」(JA共済)を受賞
- 11月
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- 7局ネット特別番組「PURE IT’S COUNTRY GOLD」(3日19時~19時55分)放送
- 県民文化祭・水俣で「村下孝蔵ふるさとコンサート」開催
- 12月
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- 「山鹿八千代座ほろよい・らいぶ A・JYOTA」を山鹿八千代座で開催
- 「ニニ・ロッソ・CIAOジャパンツアー’92」を人吉カルチャーパレスで開催(熊本市民会館でも)
- 1月
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- RKKラジオと「おめでとうKUMAMOTO ラジオ・バトル’93 ドッキン・オン」(1日深夜1時~3時)放送
- ラジオドラマ「NATSUME」放送
- 「FMKニューイヤーコンサート ウィーン・シュトラウス・ゾリステン」を県立劇場で開催
- 3月
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- 木馬座によるぬいぐるみミュージカル「白雪姫と7人のこびと」を熊本市民会館で開催
- FMK「テンダリーワールド」から古木信子著「桃はじめて笑う」を発刊
- 「イ・サンウン・ライブ」を熊本市総合婦人会会館で開催
- 「’93FMKカップソフトバレーボール熊本県大会」を県立総合体育館で開催