FMK エフエム・クマモト

歌謡ロックを追求するアーティストLittle Black Dressメジャーデビュー後初のフィジカルリリースとなるALBUM「AVANTGARDE」からの１曲。

唯一無二の存在感を放つ「Little Black Dress」はシンガーソングライター遼のソロプロジェクト。2016年春に上京し、奈良県・春日大社で開催された＜MISIA CANDLE NIGHT＞のオープニングアクトへと抜擢。当時、春日大社の公演に訪れていたクリエイティヴディレクター信藤三雄(しんどう みつお)氏に“Little Black Dress”というアーティスト名を授かり、そのキャリアをスタートさせた。2021年7月2日には、川谷絵音によるプロデュース楽曲の配信限定シングル「夏だらけのグライダー」でメジャーデビューを果たす。

沢田研二やアン・ルイスを彷彿とさせる歌謡ロック、50年代オールディーズ、60年代グループサウンズ、R&B、シティポップなど幅広い音楽性を持ちながらも確固たる芯を持ち、弾き語りとライブ活動を精力的に行い、歌謡曲に強く影響を受けた彼女独自の“歌謡ロック”を確立させている。

アルバムリード曲「アヴァンギャルド」は、「闘うことを恐れるな。敵とも、自分自身とも。」といったメッセージを込めた楽曲。⾃分の心に潜む欲望を、「真っ暗闇」にたとえ、社会で闘い生き抜く同世代の心に寄り添う１曲になっている。

シャイトープ、待望のメジャー1stアルバム『WELCOME TO YOUR LIFE』から1曲。

2022年6月、京都の大学時代の仲間で結成。日々の葛藤や恋心への向き合う心情を素直に表現した繊細な歌詞が魅力のスリーピースバンド。2023年4月にリリースした「ランデヴー」が一躍大ヒットし、ストリーミング総再生回数は3億回を突破。今年に入ってTVアニメ「WIND BREAKER Season 2」のEDテーマにもなった「It’s myself」のリリース。先日その2曲がYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で公開され、話題となっている。

本アルバムには全12曲を収録。未発表の新曲も多数あり、シャイトープの新たな音楽的挑戦と進化が詰め込まれた意欲作となっている。中でも最新バラードである本作は、失った愛への切ない想いを描いたエモーショナルなラブソング。切なさと胸の奥に秘めた叫びが、これまで以上にストレートかつ純度高く表現されている。日常に自然と溶け込むような歌詞と、シンプルなアレンジが、歌と楽曲の世界観を一層引き立てているナンバーとなっている。

イギリス・ワイト島出身の５人組バンド Wet Leg（ウェット・レッグ）待望の2ndアルバム『moisturizer』からの1曲。

リアン・ティーズデールとヘスター・チャンバースを中心に結成されたWet Leg。わずか2年足らずで、世界有数のインディー・レーベルのひとつである〈Domino〉と契約、世界へと飛び出すきっかけを手にした彼女たち。デビューアルバム『Wet Leg』は、全英チャートはもちろん海外でも1位となり、グラミー賞3 冠、ブリット・アワード 2 冠に輝き、5 億回超のストリーミングを記録するなど、目覚ましい成果を次々と打ち立てきた。

そのウェット・レッグの2ndアルバム『moisturizer』は、数年間にわたるノンストップのツアーで鍛え上げたライブの筋力を惜しみなく発揮した作品となっている。イギリスで今もっとも愛されている変わり者たちが完成させた、狂気じみたラブソングと絶妙なタイミングで見せる反骨心が詰まった一枚に仕上がっている。

そんな『moisturizer』の幕開けを飾るオープニングトラックとなるのが「ＣＰＲ（シーピーアール）」。恋に落ちる瞬間の昂りや、身体の奥がざわつくような衝動を見事にパッケージした楽曲で、ポップスとパンクの要素を掛け合わせて、リスナーの心拍数を高めるキラーチューンとなっている。