FMK エフエム・クマモト

POWER WAVE

2025年8月

愛し合うとして

SATOH
国境やジャンルに縛られない活躍が期待されるアーティストとして注目を集めているSATOH(サトウ)、唯一無二のバラード曲。

Linna Figg(リンナ・フィグ)(Vo)とKyazm(キャズム)(Gt)からなる2人組ロックデュオ。Linnaが手がけるロック、ヒップホップ、ダンスミュージック、ハイパーポップなど多様なジャンルを自由に横断する独自の楽曲と、Kyazmの鋭いギターリフが交錯し、エレクトロニックな要素と激しいバンドサウンドが融合した唯一無二のスタイルを持つ。大型フェスへの出演を果たす一方で、台北を含む5都市を巡るツアーでは各地で熱狂的な盛り上がりを生んだ。

今作は現代の愛と不安を静かに、けれど力強く描き出すバラード楽曲。Linna Figgの言葉が真っ直ぐに胸へ刺さるリリックと、甘く切ない歌声が寄り添いながら、サビにかけてエモーショナルな高揚を見せる印象的な構成となっている。終盤に向かって徐々に広がるサウンドは、二人だけの世界がひそやかに、そして確かに力強く立ち上がっていくような美しさを持っている。今後のSATOHを代表する名曲が誕生した。
愛し合うとして
愛し合うとして / SATOH
レコード会社
TOY'S FACTORY
レコード番号
2025年7月30日配信リリース

California

MILES
黄金時代のウエストコースト・サウンドへの愛にあふれたデビュー作でAORファンの心を鷲掴みにしたMILESのセカンドアルバム「Yesterday,USA」からの1曲。

ロンドン出身。AORカヴァー集『Light Mellow Jewelry Covers』で鮮烈な日本デビューを果たしたギタリスト・シンガー。その後2022年にリリースしたデビューアルバム「Riding The Wave」はAORフォロワーの作品群にも通じるクオリティの高い内容となっており大きな話題を呼んだ。美しいハーモニーやスムースなホーン・セクションなどを多用することで、カリフォルニアの爽やかなイメージを強調している点が印象的で、そこが明らかに他のフォロワーとの違いを生み、鮮烈な印象を与えた。

2枚目のアルバムとなる「Yesterday,USA」は、そのMILESの確かな音楽的成長を教えてくれるAORファン歓喜の仕上がりとなっている。タイトルから、そのウエストコート愛が本物であることを証明している本アルバムは、清新さに深みが加味され、バラエティに富んだ充実作。リード曲の「California」はMILESの新真骨頂、ウエストコースト/ヨット・ロック・スタイルを踏襲した極上のAORサウンドに仕上がり、夏の蒸し暑さを吹き飛ばす爽やかな楽曲となっている。
California
California / MILES
レコード会社
P-VINE
レコード番号
2025年8月20日リリース(PCD-26148)

赤いワインに涙が・・・

ブランデー戦記
音楽のみならず、ファッション業界などあらゆるエンタメ業界大注目の超新星ブランデー戦記のデジタルリリースのシングル曲。

2022年結成、大阪発の3ピースバンド。2023年1月に本格的に活動をスタートし、8月に1st EP「人類滅亡ワンダーランド」をリリース。年末には大型フェス「COUNTDOWN JAPAN 23/24」へ初出演し大きな話題になった。2025年に入っても勢いは劣らず、Spotify Early Noise2025へ選出され、テレビ朝日「EIGHT-JAM」の恒例企画『プロが選ぶマイベスト2024』で楽曲が紹介されるなど、注目度は加速し、初の全国ワンマンツアーのチケットは即日完売となった。

イギリス・ロンドンで創刊されたカルチャー・マガジンの日本版「10(テン) Magazine Japan」に記事が掲載され、adidas OriginalsのシューズモデルやHYSTERIC GLAMORのモデルとして起用されるなど、音楽業界に留まらずファッション業界からも注目される彼女たち。1stアルバム以来となる新曲「赤いワインに涙が・・・」はブランデー戦記流のカントリー・ソング。カントリーの代名詞的楽器バンジョーの音色とバンドサウンドの調和、ヴォーカル蓮月(はづき)の透明感のある歌声、そして、昭和歌謡のようなメロディと私小説的な歌詞、その全てが化学反応を起こし唯一無二の色彩を放つこの楽曲は、夏の夜を静かに彩ってくれる名曲である。
赤いワインに涙が・・・
赤いワインに涙が・・・ / ブランデー戦記
レコード会社
ユニバーサルミュージック
レコード番号
2025年8月1日配信リリース