避難について
避難所への避難方法

避難所には大きく2つの種類があります。切迫した災害の危険から逃れるための緊急避難場所(指定緊急避難場所)と、一定期間滞在し、避難者の生活環境を確保するための避難所(指定避難所)です。 また、「事前避難」と「事後避難」でも機能は変わります。

避難所の役割

避難所は、災害の直前・直後において、住民の生命の安全を確保する避難施設として、
さらにその後は生活する施設として重要な役割を果たすものです。
熊本県では、避難所では次のような生活支援が提供されます。

安全・生活等

安全の確保

地震発生直後の余震や風水害による家屋の倒壊、河川の決壊のおそれがある場合等、災害発生の直前又は直後において、安全な施設に、迅速・確実に避難者を受け入れ、避難者の生命・身体の安全を守る。第一に優先されるべきものである。

水・食料・生活物資の提供

避難者に対し、飲料水や非常食、食材の供給、被服・寝具の提供等を行う。

生活場所の提供

家屋の損壊やライフラインの途絶等により、自宅での生活が困難になった避難者に対し、一定期間にわたって、生活の場を提供する。

保健、医療、福祉、衛生

健康の確保

避難者の傷病の治療や健康相談等の保健医療 サービスの提供を行う。初期の緊急医療、巡回健康相談等が中心であるが、避難の長期化に伴い、心のケアや高齢者や障がい者に対する介護支援等が重要となる。

トイレなどの衛生的環境の提供

避難者が生活を送る上で必要となるトイレ、風呂・シャワー、ごみ処理、防疫対策等、衛生的な生活環境を維持する。

情報、コミュニティ

情報の提供・交換・収集

避難者に対し、災害情報や安否情報、支援情報等を提供するとともに、避難者同士が安否の確認や情報交換を行えるようにする。 また、避難者の安否や被災状況、要望等に関する情報を収集し、行政等外部へ発信する。

コミュニティの維持・形成

避難している近隣の住民同士が、互いに励まし合い、助け合いながら生活することができるよう従前のコミュニティを維持する必要がある。

避難所に移動するときに
必要なもの

基本的には非常持出品を携帯すればよいでしょう。
食料や生活品などは、家族のリュックに手分けして背負えるようにしておきます。
感染症対策のマスクやアルコール消毒なども忘れずに。

避難所でのマナーとルール

避難所の生活では、人間関係のトラブルや制限された住環境から
ストレスを感じることも多くなります。
集団生活では互いの生活スタイルを尊重し、プライバシーへ配慮しましょう。
その場で決められたルールを守り、ボランティア任せにせず、
避難者もできる範囲で役割分担して助け合いながら生活しましょう。

避難所到着後からの行動

避難者が避難所に到着してからの行動の一例です。
避難所によって、順序、ルールは異なるので、運営者の指示に従いましょう。

① 連絡先などの申告

避難所に到着したら、住所・氏名・連絡先を申告し、できるだけ隣近所の人や町内会ごとにまとまって過ごすようにします。帰宅困難者はその旨を申告します。

② 役割分担

受付や炊き出しなど、割り当てられた係の仕事はしっかり行いましょう。避難所はお互いに協力し合って運営が行われます。

③ 体調管理・衛生管理

急激な環境変化で体調を崩さないように心がけましょう。トイレの清掃やゴミ捨て当番などを決めて衛生管理をしましょう。