竜巻・落雷から身を守る
近年、竜巻や落雷といった災害が増加傾向にあります。発生する要因など、正しい知識を身につけ、すみやかに避難できるようにしましょう。
日頃の備え
竜巻や落雷について知っておく
- 竜巻・落雷とも台風・寒冷前線・低気圧などにより「発達した積乱雲」に伴って発生します。
- 竜巻等の災害は日本のどこでも、季節を問わず発生します。
- 竜巻は、直径数十メートルから数百メートルで、非常に速いスピードで数キロメートルに渡って移動します。
- 雷の音がしたら、すでに危険な状況です。自分のいる場所にいつ落雷してもおかしくありません。
- 日頃から身の回りの屋内外の避難場所・避難方法を考え、竜巻・落雷が発生したら、身を守るためすぐに避難しましょう
前兆現象に注意する
- 真っ黒い雲が近づき周囲が暗くなる
- 冷たい風が吹き出す
- 大粒の雨や「ひょう」が降り出す
避難のポイント
- 竜 巻
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頑丈な建物の中へ避難
- 避難するときは屋根瓦などの飛散物に注意しましょう。
- 避難出来ない場合は、物陰やくぼみに身をふせましょう。
- 車庫・物置・プレハブ(仮設建築物)への避難は危険です。
屋内でも窓や壁から離れる- 家の中心部に近い、窓のない部屋に移動しましょう。
- 窓、雨戸を閉め、カーテンを引きましょう。
- 頑丈な机の下に入り、頭と首を守りましょう。
- 落 雷
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建物の中や自動車へ避難
- 建物や屋根付きの乗り物(自動車)へ避難しましょう。
木や電柱から4m以上離れる- 雷が飛び移る恐れがありますので、木や電柱から4m以上離れてください。
図の三角の範囲内は比較的危険は小さいですが、なるべく安全な場所に避難しましょう。
木の下は大変危険!- 木のそばにいると、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあります。
木の下での雨宿りは大変危険です。絶対に止めましょう。
防災情報の収集
気象台の発表する竜巻や雷に関する予報や情報に注意しましょう。